• "歳入決算額"(/)
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  1. 上市町議会 2015-09-01
    平成27年9月定例会(第1号) 本文


    取得元: 上市町議会公式サイト
    最終取得日: 2023-05-12
    ▼最初のヒットへ(全 0 ヒット) 1 議事の経過        ◆◆◆ 開   会   の   宣   告 ◆◆◆ ◯議長(勝戸 謙君) ただいまの出席議員は12名であります。定足数に達していますので、これより平成27年9月上市町議会定例会を開会いたします。                               (午前10時00分)        ◆◆◆ 開   議   の   宣   告 ◆◆◆ 2 ◯議長(勝戸 謙君) これより本日の会議を開きます。        ◆◆◆ 諸       報       告 ◆◆◆ 3 ◯議長(勝戸 謙君) 日程に先立ち、諸般の報告をいたします。  初めに、地方自治法第121条第1項の規定により、議場に出席を求め、報告のあった者の職・氏名並びに事務局職員の氏名はお手元に配付してあります一覧表のとおりであります。  これで諸般の報告を終わります。        ◆◆◆ 議  事  日  程  の  報  告 ◆◆◆ 4 ◯議長(勝戸 謙君) 次に、本日の議事日程はお手元に配付のとおりであります。  これより本日の日程に入ります。        ◆◆◆ 会 議 録 署 名 議 員 の 指 名 ◆◆◆ 5 ◯議長(勝戸 謙君) 日程第1 本定例会会議録署名議員の指名を行います。
     会議録署名議員は、会議規則第118条の規定により、10番 伏黒日出松君、11番 酒井恒雄君、12番 酒井桂之君を指名いたします。        ◆◆◆ 会   期   の   決   定 ◆◆◆ 6 ◯議長(勝戸 謙君) 次に、日程第2 会期の決定の件を議題といたします。  お諮りいたします。本定例会の会期は、本日から9月18日までの15日間といたしたいと思います。これにご異議ありませんか。              〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 7 ◯議長(勝戸 謙君) ご異議なしと認めます。よって、会期は15日間と決定いたしました。        ◆◆◆ 議案第54号から議案第68号 ◆◆◆            まで及び報告第4号、報告第5号 8 ◯議長(勝戸 謙君) 次に、日程第3 議案第54号 平成27年度上市町一般会計補正予算(第3号)から議案第68号 平成26年度上市町病院事業会計剰余金の処分及び決算認定の件まで及び報告第4号 平成26年度決算に基づく健全化判断比率及び資金不足比率報告書、報告第5号 平成26年度上市町継続費精算報告書の、以上17件を一括して議題といたします。              提 案 理 由 の 説 明 9 ◯議長(勝戸 謙君) 町長から提案理由の説明を求めます。  伊東町長。              〔町長 伊東尚志君 登壇〕 10 ◯町長(伊東尚志君) どなたもおはようございます。どうぞ、ひとつよろしくお願いを申し上げます。  本日、平成27年9月定例町議会が開催されるにあたり、町政運営につきまして所信の一端を申し上げるとともに、提出いたしました各議案につきまして、その概要をご説明申し上げます。  はじめに、産業・観光事業についてご報告させていただきます。  去る7月19日に販売開始となりましたプレミアム商品券につきましては、即日売り切れとなり、先月1日から町内取扱店での利用が開始されました。  利用開始から約1か月が経過し、商品券発行者町商工会では取扱店に対して利用済み商品券の換金を始めており、8月20日現在での商品券換金額は3,153万8,000円、商品券の回収率は26.3%となっております。  換金につきましては、取扱店によって、毎月ではなく数カ月分をまとめて手続する場合もあり、一部の大型スーパーから商品券の提出がなかった状況を踏まえますと、8月20日までの商品券利用金額はこの換金額を大幅に上回る金額であるものと考えられます。  本事業の運営面では、商品券販売から本日まで大きな混乱もなく順調に進んでおり、これは、過去の経験を踏まえた販売・換金体制の工夫や、消費者の利便性を考慮した商品券利用期間の設定、商品券の換金を月に3回実施するといった運転資金面での取扱店への配慮など、町商工会におけるきめ細やかな対応があったおかげだと感謝しております。  今後とも、本事業が円滑に行われ、地元消費の拡大、地域経済活性化が図られることを期待しております。  続きまして、観光事業について申し上げます。  本町の森林セラピー基地「剱・きらめきの森」につきまして、平成23年度の認定から大岩地区眼目地区馬場島地区の3エリアの森林セラピーロードを順次整備してまいりましたが、先月、全ての工事が完了いたしました。  また、ソフト事業につきましても、25名の森林セラピスト・セラピーガイドの方々に「剱・きらめきの森」に登録いただき、適切なガイディングを身につけるための実践講習等を積み重ねるとともに、森林浴効果を高めるためのプログラムを造成するなど、観光客をお迎えする準備を整えております。  これにより、今月8日に関係機関の方々や小中学生、住民の方々をお招きし、「剱・きらめきの森」のグランドオープン記念イベントを開催することとしており、これもひとえに、関係各位のご尽力のたまものと、深く感謝申し上げます。  今後は、森林セラピスト・セラピーガイドの皆様のご協力のもと、プログラムのさらなる充実と販売拡大を図り、全国から大勢の観光客が魅力あふれる「剱・きらめきの森」へ訪れていただけるよう努力してまいる所存であります。  次に、スマートインターチェンジ構想に係る進捗状況についてご報告申し上げます。  昨年の6月議会以降、町としてこのスマートインターチェンジに係る調査検討を本格的に始め、道路関係者からなる「勉強会」を立ち上げ、国への連結許可申請書の提出に向けて準備を進めてまいりましたが、本年6月30日、国土交通省の「準備段階調査箇所」の選定を受けました。  これは、国としてスマートインターチェンジの必要性が確認できる箇所として全国17カ所のうちの1つに選ばれたものであり、これにより、計画検討段階から国による直轄調査となり、先月28日に第1回目の上市スマートインターチェンジ準備会が開催されたところであります。  今後は、国と町が協力体制を持ち、設置場所整備効果など熟度の高い検討を行い、地区協議会の開催、そして連結許可申請書の提出と、粛々と事業を進める所存であります。  次に、アスタキサンチンに関する共同事業について申し上げます。  国では、生活習慣の変化や高齢化に伴って、糖尿病患者は予備軍も含めると2,200万人にも上っており、今後も増え続けると予測しています。これに伴い、増大する医療費は、国あるいは地方自治体の財政をさらに圧迫していくものと考えられます。  また、個人においても経済面だけでなく肉体的、精神的に大きな負担を強いられているにもかかわらず、食事・運動療法や従来の治療だけでは限界があることから、より積極的な予防法が待たれています。  そういった中、アスタキサンチン成分は糖尿病などの生活習慣病の予防はもちろんのこと、心筋梗塞のリスク低減や老化を食いとめるなど幅広い効果、効能があり、国内外から注目されています。  町では、平成22年10月から県内の自治体病院では唯一の糖尿病センターをかみいち総合病院に開設するなど、地域住民生活習慣病の予防と健康の増進を重視しながら鋭意取り組んできており、また、富士化学工業株式会社はこの天然アスタキサンチン工業化に世界で初めて成功していることから、医療分野などでの活用について研究を進めるため、今回、アスタキサンチンによる糖尿病予防に関する臨床研究を共同で実施するものであります。  こうした住民ニーズに対応したサービスや、ものづくりの革新的な事業に取り組む地元企業を支援するとともに、より一層の健康で元気なまちづくりを進めてまいりたいと考えております。  次に、品質ISO9001の認証取得に関するご報告であります。  昨年4月から全庁的に準備を進めてまいりましたISO9001認証取得につきましては、6月16日から3日間、株式会社日本環境認証機構による審査を受験し、7月29日の審査会において認証されました。これにより、上市町役場は環境ISO14001に加え、品質ISO9001の2つを同時に取得した団体となりました。  今後は、認証取得に気を緩めることなく、引き続き品質改善取り組み、町民の皆様に満足していただけるよう、職員が一丸となって継続的に活動推進することとしております。  次に、人口ビジョンの策定について申し上げます。  町では、「地方版人口ビジョン」の策定にあたり、人口の動向、就業の状況など現状分析を行ったところ、結婚、出産を奨励し、子育て支援を拡充することにより出生数を増やし自然減を抑制すること、雇用の確保、住宅の安定供給や町の魅力の向上を図ることなどにより移住・定住の促進を図るなど社会増に転じる必要があることなどが課題としてあらわれてきたところであります。  将来的な人口につきましては、出生率の回復や社会増を図るなど、平成72(2060)年に1万4,000人程度を確保することを目標とし、まずは、現状の課題解決のため、「上市町まち・ひと・しごと創生総合戦略」や「第7次上市町総合計画後期基本計画」に各種施策・事業について位置づけ、積極果敢に展開してまいりたいと考えております。  次に、財政の健全化について申し上げます。  本議会において報告いたします平成26年度決算に基づく健全化判断比率のうち、町債の元利償還金等の税収等に占める割合を示す「実質公債費比率」につきまして、その算定結果が16.2%と昨年度より1.4ポイント減少しました。  町債につきましては、従来よりも、新規発行の抑制や地方交付税の措置を受ける有利な起債の活用を図るとともに、低利率の借り入れ等による償還利子負担の低減に努めてきたところであります。さらに、昨年度におきましては、過去に発行した保健福祉総合センターの整備に係る町債についての繰り上げ償還を実施しており、町債残高の抑制並びに後年度償還に係る利子負担の低減に大きく寄与したものと考えております。  今後も引き続き、町債の新規発行の抑制に努め、着実に財政の健全化を進めてまいりますので、ご理解を賜りますようお願いいたします。  続きまして、今回提出しました予算案件について申し上げます。  平成27年度補正予算案につきまして、補正予算の規模は、一般会計1億26万円の増額、企業会計1,696万9,000円の増額となっております。  その内容としましては、一般会計では、歳出において、庁内ネットワークからのインターネット環境の分離に係る委託料、まちなか交流プラザ受水槽等更新に係る工事費、消雪設備の更新に係る工事費などについて、増額をお願いするものであります。それに伴い歳入において、前年度繰越金や国庫支出金町債等を増額するほか、有志の皆様からご厚志を賜りましたので、ご趣旨に沿って追加するものであります。  このほか、昨年度の国の補正予算で計上された「地域住民生活等緊急支援交付金」の上乗せ交付分を活用して、移住希望者への情報提供、お試し居住、企業における若年層の町内定住に係る支援などを実施する「移住交流促進事業」と、町の森林セラピー基地を活用するためのプログラムの造成、モニターツアーの実施及びガイドの育成などを行う「森林セラピー基地活用プログラム販売拡大事業」を実施するための経費の追加をお願いするものであります。この交付金については、国からの内示が現段階では示されていないため、内示を得たのちに着手することとしております。  また、企業会計では病院事業会計について、病院設備の修繕や医師紹介業務等に係る委託料、認定看護管理者研修などに要する費用を追加するほか、富士化学工業株式会社からの委託による、アスタキサンチンの効果に関する臨床研究に要する費用を追加するものであります。  次に、予算以外の案件について申し上げます。  条例関係では改正するものとして「上市町個人情報保護条例一部改正の件」及び「上市町手数料条例一部改正の件」の2件を提案しております。  そのほか、「町道路線の認定及び廃止に関する件」の1件を提案しております。  また、報告案件につきましては、「平成26年度決算に基づく健全化判断比率及び資金不足比率報告書」について、地方公共団体の財政の健全化に関する法律第3条第1項及び第22条第1項の規定により監査委員の意見を付して報告するほか、「平成26年度継続費精算報告書」について、地方自治法施行令第145条第2項の規定により報告するものであります。  さらに、「平成26年度一般会計歳入歳出決算認定の件」など決算10件につきまして、監査委員の意見を付して提出しておりますので、認定いただきますようお願いいたします。  以上をもちまして、今回提出しました諸案件等の説明といたします。  どうぞ慎重にご審議の上、適切な議決をいただきますよう、よろしくお願いを申し上げます。 11 ◯議長(勝戸 謙君) 以上をもって、提案理由の説明を終わります。        ◆◆◆ 監 査 委 員 の 決 算 審 査 報 告 ◆◆◆ 12 ◯議長(勝戸 謙君) 次に、議案第59号 平成26年度上市町一般会計歳入歳出決算認定の件から議案第68号 平成26年度上市町病院事業会計剰余金の処分及び決算認定の件までの決算認定及び報告第4号 平成26年度決算に基づく健全化判断比率及び資金不足比率報告書について、監査委員から決算審査の報告を求めます。  高田監査委員。             〔監査委員 高田幹夫君 登壇〕 13 ◯監査委員高田幹夫君) 決算審査報告を申し上げます。  地方自治法第233条第2項の規定に基づいて審査に付された平成26年度上市町一般会計及び各特別会計の決算、地方公営企業法第30条第2項の規定に基づいて審査に付された平成26年度上市町水道事業会計及び病院事業会計の決算並びに地方公共団体の財政の健全化に関する法律第3条第1項及び第22条第1項の規定に基づいて審査に付された平成26年度決算に基づく健全化判断比率及び資金不足比率につきまして、慎重に審査を行った結果の概要をご報告いたします。  一般会計及び各特別会計決算審査につきましては、去る8月3日から5日までの3日間にわたり実施いたしました。審査に当たっては、平成26年度上市町歳入歳出決算書及び決算附属資料について、関係諸帳簿、証拠書類との照合及び関係職員の聴取などを行い審査した結果、決算に関する計数は関係諸帳簿などに符合し誤りはなく、執行状況は適正であることを認めました。  決算の概要につきましては、まず、一般会計におきましては、歳入決算額は98億7,012万6,312円、歳出決算額は95億3,315万4,918円となり、歳入歳出差引額は3億3,697万1,394円となっております。翌年度へ繰り越すべき財源6,585万5,200円を控除した実質収支額は2億7,111万6,194円の黒字決算となっております。  歳入面では、主に、国庫支出金で地域の元気臨時交付金等の減及び町債で学校大規模改修事業債等の減によって、前年度より20億1,776万9,845円減少しております。  歳出面では、主に、教育費の小中学校校舎規模改修事業等投資的経費の減によって、前年度より20億6,048万7,750円減少しております。  特別会計全体におきましては、歳入決算額は33億8,779万9,715円、歳出決算額は33億1,169万9,097円となり、歳入歳出差引額は7,610万618円の黒字決算となっております。  なお、実質収支額は、翌年度へ繰り越すべき財源がないことから、歳入歳出差引額と同額となっております。  このうち、国民健康保険事業特別会計では、財政調整基金に前年度に比して約3,000万円多い8,002万円が積み立てられましたが、今後も医療費の動向を見守りながら安定した会計の維持・運営に取り組まれるよう申し上げます。  財産の状況については、基金において、財政調整基金が10億円以上の残高を維持するとともに、国民健康保険事業財政調整基金については今年度も積み増しを行うなど、不測の事態への蓄えや将来的な投資への原資が一定額確保されていると考えられます。  なお、公有財産においては、前年度に引き続いての白萩西部公営住宅の整備など公共用財産が増加していることから、施設の適切な維持管理に努められるよう申し上げます。  以上、当年度一般会計及び特別会計決算においては、平成24年度の国補正予算による補助金や地方債を活用した大型事業が完了し、市町村共同型自治体クラウド導入臨時福祉給付金等の交付や観光振興対策の実施などソフト事業が重点的に実施されたところであります。また、財政の状況についても、後ほど申し上げます健全化判断比率等が示すように数値に見える形で改善が進展し、一定の健全性が確保されていると考えられます。  今後の見通しについては、歳入面では、地方における景気回復の実感は乏しく、町税など自主財源の大幅な伸びを予測することは困難であり、地方交付税、国・県支出金町債等に財源を依存することは避けられないものと考えられます。  一方、歳出面では、大型事業は一段落したものの、少子高齢化に伴う福祉、介護及び医療に係る扶助費等及び各種事業に係る町債の償還など義務的経費の増加が見込まれることから、依然として厳しい財政状況が続くものと考えられます。  これらの状況を踏まえ、今後の町の財政運営については、確実な歳入の確保や最少の経費で最大の効果を上げるよう事務事業最適化を図り、自立したまちづくりに向けた行財政運営の指針である第7次上市町総合計画に基づき、町の発展及び町民福祉の充実に引き続き努力されるよう要望いたします。  続いて、水道事業会計決算審査につきましては、去る7月30日に審査を行い、公営企業の目的に即応して管理運営されているかどうかに重点を置き、慎重に審査を行った結果、決算に関する計数は正確であり、非違の経理はなく正当なものと認められ、財政状態及び経営成績を適正に表示しているものと認められました。  決算の概要につきましては、総収益は4億5,685万8,451円、総費用は4億2,671万8,182円で、当年度純利益は3,014万269円の黒字決算となっております。  当年度は、25年連続で純利益を計上しており、経営分析による指標も近年安定した数値を示し、県平均及び類似団体の平均と比べても良好であることから、財務状況は一定の健全性を保っていると考えられます。  なお、当年度末における当会計の現金預金残高については、会計の収支規模に比した流動資産としてはやや過剰な水準にあるとも考えられることから、事業経営の安定を前提としつつ、当該預金等水道事業のために有効に運用する方策などについて検討することが望まれます。  水道事業を取り巻く環境は、長期的な観点からは人口減少節水型社会への移行などにより、今後の水需要の伸びは大きくは期待できないものと予測されます。  他方、近年の大規模な災害の発生から、災害時におけるライフライン機能を確保することの重要性が改めて認識されており、施設の耐震性の強化や老朽化対策などについては、財政面とのバランスをとりながら着実な整備を図ることが必要となっております。  こうした状況を踏まえ、安全で良質な水道水の安定供給のため、第7次上市町総合計画、上市町水道事業(第6次拡張)変更計画及び上市町水道ビジョンで定められた目標の達成に向け、中・長期的な視点に立った経営改善に取り組まれるよう要望いたします。  次に、病院事業会計決算審査につきましては、去る7月31日に審査を行い、公営企業としての病院事業健全経営を主眼に、慎重に審査を行った結果、決算に関する計数は正確であり、非違の経理はなく正当なものと認められ、財政状態及び経営成績を適正に表示しているものと認められました。  決算の概要につきましては、総収益は35億7,703万959円、総費用は38億1,323万46円で、差し引き2億3,619万9,087円の当年度純損失が生じており、この純損失額から、当年度の未処分利益剰余金変動額2,041万8,129円を控除した額を前年度繰越欠損金に加えた当年度処理欠損金は22億6,063万2,602円となっております。  当年度は、医療提供体制の充実により入院患者数及び外来患者数ともに前年度を上回り、これに伴う医業収益も増収となりました。  医業環境及び経営改善取り組みとしては、回復期リハビリテーション病棟入院料I施設基準を取得し、さらなる回復期医療体制の整備を進めるとともに、訪問看護ステーションと連携した在宅医療の充実を図るため、病院北側拠点施設を併設する準備を進めているほか、医療機器充実のために老朽化した磁気共鳴断層撮影装置(MRI)と乳房X線撮影装置の新鋭機への入れかえを行っております。  しかしながら、損益の状況としては、地方公営企業会計基準の見直し及び消費税率改定の影響もあり、当年度純損失は前年度より1億3,922万円増加しており、11年連続の赤字決算となる厳しい経営状況であります。  医師の確保については鋭意努力されてはおりますが、引き続き麻酔科医泌尿器科医などの常勤の医師の充足を関係機関に働きかけるよう申し上げます。  こうした状況を踏まえ、かみいち総合病院中期経営計画数値目標の達成等に向けた取り組みの強化を図り、安心して信頼される地域医療機関として、さらなる医療の質の向上と健全な経営基盤の強化に努めるよう要望いたします。  最後に、平成26年度決算に基づく健全化判断比率及び資金不足比率の審査につきましては、去る8月6日に関係法令に準拠し適正に算定されているかを慎重に審査した結果、関係法令に準拠して算定されており、計数も決算書等と符合し、いずれも適正であると認められました。  なお、各指標はいずれも早期健全化基準を下回り、実質公債費比率は16.2%で前年度より1.4ポイント減少し、将来負担比率は161.6%で前年度より4.0ポイント減少していることから、適正な水準の範囲内にあるものと考えられます。引き続き、比率の低減に向けた計画的な財政運営に取り組まれることを要望いたします。  以上、決算審査報告を申し上げましたが、細部につきましては、各会計等の意見書に記載してありますので、省略させていただきます。  簡単でございますが、これをもちまして決算審査報告を終わらせていただきます。
    14 ◯議長(勝戸 謙君) 以上をもって、決算審査の報告を終わります。        ◆◆◆ 休   会   の   決   議 ◆◆◆ 15 ◯議長(勝戸 謙君) お諮りいたします。議案調査のため、9月7日から9月9日までは休会といたしたいと思います。これにご異議ありませんか。              〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 16 ◯議長(勝戸 謙君) ご異議なしと認めます。よって、そのように決定いたしました。        ◆◆◆ 閉   議   の   宣   告 ◆◆◆ 17 ◯議長(勝戸 謙君) これをもって、本日の日程は終了いたしました。        ◆◆◆ 議  会  日  程  の  報  告 ◆◆◆ 18 ◯議長(勝戸 謙君) 次に、議会の日程を申し上げます。  次回の本会議は、9月10日午前10時より本会議を再開し、町政一般に対する質問並びに提出案件に対する質疑を行います。  なお、一般質問の通告は、9月7日午後1時までであります。        ◆◆◆ 散   会   の   宣   告 ◆◆◆ 19 ◯議長(勝戸 謙君) 本日はこれをもって散会いたします。                               (午前10時31分) Copyright (C) Kamiichi Town, All Rights Reserved....